臨床成績

骨代謝マーカー(国内第III相試験)

骨吸収マーカー(国内第III相臨床試験)

エディロール群におけるベースラインからの尿中NTX(Ⅰ型コラーゲン架橋Nテロペプチド)変化率の中央値(四分位範囲)は、24週時では-26.70%(-48.82~4.68)、48週時では-28.23%(-49.71~6.67)、
96週時では-28.94%(-51.20~-5.78)、144週時では-28.29%(-50.83~1.76)でした。

尿中NTXの推移(中央値)[その他の評価項目]

骨形成マーカー(国内第III相臨床試験)

エディロール群におけるベースラインからのBAP(骨型アルカリホスファターゼ)変化率の中央値(四分位範囲)は、24週時では-28.43%(-38.61~-17.60)、48週時では-33.33%(-44.57~-19.90)、
96週時では-29.37%(-41.48~-15.94)、144週時では-21.43%(-36.73~-2.12)でした。

BAPの推移(中央値)[その他の評価項目]
試  験 国内第III相臨床試験
アルファカルシドールを対照とした多施設共同無作為割付二重盲検群間比較試験
目  的 エディロールの骨折抑制効果について、アルファカルシドールに対する優越性を検討した。
対  象 原発性骨粗鬆症患者 1,087例
  • 安全性評価例
    1,054例(アルファカルシドール群526例、エディロール群528例)
  • FAS対象例(有効性評価例)
    1,049例(アルファカルシドール群523例、エディロール群526例)
  • PPS対象例
    1,027例(アルファカルシドール群508例、エディロール群519例)
方  法 エディロール0.75μg群またはアルファカルシドール1.0μg群のいずれかに最小化法によりランダムに動的割り付けを行い(割付因子:実施施設、仮登録時の25(OH)D値(20ng/mL未満、20ng/mL以上))、3年間(144週間)連日経口投与した。試験薬投与前の25(OH)D値が20ng/mL未満の場合は、ビタミンDを1日400IU補給した。
主要評価項目 非外傷性新規椎体骨折発生頻度(3年間)
副次評価項目 腰椎および大腿骨近位部骨密度変化率(144週時)
その他の評価項目 臨床椎体骨折発生頻度、非椎体骨折発生頻度、前腕骨骨折発生頻度(3年間、後解析)、補正血清カルシウム値、補正尿中カルシウム値、骨吸収マーカー(144週時)、骨形成マーカー(144週時)等
解析計画
  • 【主要評価項目】
    仮登録時の25(OH)D値(20ng/mL未満、以上)および既存椎体骨折数(0、1、2以上)を層とした層化Log-rank検定により群間比較を行った。ハザード比およびその90%信頼区間(CI)の推定には同因子を層とした層化Cox比例ハザードモデルを用いた(有意水準片側5%)。
  • 【副次評価項目】
    時期ごとの要約統計量を算出した。
  • 【その他の評価項目】
    非椎体骨折発生頻度及び臨床椎体骨折発生頻度について、主要評価項目と同様の解析を行った。前腕骨骨折発生頻度については、事前に計画されていなかったが、試験終了後に追加解析され、当局の評価を受けて添付文書に記載された。
副 作 用 本試験において、副作用はアルファカルシドール群で32.3%(170/526例)、エディロール群で43.0%(227/528例)に認められた。5%以上に発現した副作用は、両群ともに尿中カルシウム増加、血中カルシウム増加 注)であり、アルファカルシドール群における発現率はそれぞれ15.4%および13.1%、エディロール群における発現率はそれぞれ25.4%および21.0%であった。投与中止に至った副作用はアルファカルシドール群で11例(2.1%)、エディロール群で10例(1.9%)に認められた。その内訳は、アルファカルシドール群で血中カルシウム増加、発疹が各2例、尿中カルシウム増加、腎結石症、尿管結石、尿路結石、腎機能障害、胃腸障害、心房細動が各1例認められ、エディロール群で腎結石症3例、血中クレアチニン増加2例、血中カルシウム増加、尿中カルシウム増加、尿管結石、尿路結石、発疹が各1例認められた。重篤な副作用は両群で各1例に認められ、いずれも投与中止に至った尿路結石であった。死亡に至った副作用は認められなかった。
注)補正血清カルシウム値が10.4mg/dLを超えた場合を集計

承認時評価資料:無作為割付⼆重盲検群間比較試験(第III相試験)
アルファカルシドール:アルファロール®カプセル